2016年6月28日火曜日

8年前のDELL Precision T7400 に最新ビデオカードをセッティングしてみた


8年前の2008年9月にDELL Precision T7400に最新ビデオカードを挿してみる。

■Xeon X5482 3.20GHz 8コア(4コア,2CPU)

問題はビデオカードを挿し込むマザボのスロット、残念ながらT7400は旧式のPCI Express ×16 2.0規格。
現在の規格はPCI Express 3.0 x16なので、フルスペックを引き出すためには2.0規格では完全な役不足。

・・・に思える。

早速GeForce GTX 1070買ってみた。


 なぜ最上位の1080ではなく1ランク下位の1070にしたかというと、それは抜群のコストパフォーマンス。

10万オーバーの1080に対して、性能が15~18%落ち程度で5~6万とほぼ半分。しかも1070は先代の最上位980Tiのスペックと同等か状況によっては上回るという。


 それにしてもデカイ。

購入したのがNVIDIAの提供するリファレンス版ではなく、MSI製のGeForce GTX 1070 GAMING X 8G、OCモデルだからか・・・

先代のGTX 970(↑写真下段右、グレーのカード)と比較すると一回りというレベルではない気がする。


ドライバーを更新し、T7400で早速ベンチマークをしてみる。


ベンチはFFベンチのキャラ編で最高画質のフルスクリーンモードで計測。



 「2K遅っ。」

ベーシックなリファレンス版でも2K 16000前後(4K 5500前後)のはず、4Kは良いスコアを出しているのに残念な感じ。

個人の経験上ゲームレベルであればPCI Express 2.0と3.0の処理差は、帯域差が倍もあるものの実質1.5割程度にとどまるはずなのだが。


CPUが足を引っ張っているのか?


ちなみに970をT7400で計測してみると。

確実に先代の同ラインナップGTX x70系統、GTX 970よりは早い(GTX 970も今時マシンであれば14500は出るはず)。

やはりT7400ではCPU的にもPCI-Eバス的にもマシンとして規格が古く、カード性能の7割弱も発揮することは難しいようだ。CPUにもう少しパワーがあればPCI Express 2.0でも多少はカード性能を引き出せるものとは思う。

また今回もATI製のRadeonシリーズは購入候補から除外した。

なぜかというと「せこいから」。

しょうもないことにコンシューマカードではMaya等の製品がまともに動作しないからだ。Softimageの時にはUVの頂点選択で、選択後1分前後待たされた。これは完全にドライバーのチューニングの問題と思われる、なぜなら同系統のWS用ハイエンドカードFireProでは問題なく動作するからだ。つまりはドライバによってハイエンドカード以外は遅延させるように仕組まれているのだろう。それが証拠にコンシューマカードでもドライバをハイエンドと誤認させるこ(ビデオカードのディップスイッチをハンダ付けによる改造、合わせてFirePro ビデオカード ドライバも改造)とで動作させられるらしい。



現状においてRadeon系なんて絶対にチョイスしない。

2016年6月6日月曜日

マーベラスに仕上がらない



Marvelous Designerはすばらしいのだが、なかなかにイラつくアプリ。

簡単にいい感じのものになる箇所もあるのだが、全体を通して仕上げるとなると"あちらを立てれば、こちらが立たず"・・・っといた感じでうまくはいかない。

殊更に「絵のようにかっこよく」となると、いろいろ小技的なテクニックが多様に必要とされそうな気がする。